肘の脱臼

先日フットサルプレー中に手を着き、肘の脱臼の患者様が来院されました。

かなりの痛みがあり歩くのも大変そうでした。

子供の脱臼とは違い、大人の肘関節脱臼は整復するのも大変だと聞いていましたので、どのようになるのか横で見ていました。

今回の整復は伊藤先生が整復するということで、子供の脱臼は何度も経験がありますが、大人の脱臼は初めてで院長先生に指導を受けていました。

整復が始まりましたが、やはり痛みを伴っていましたが直には入ることはありませんでした。

院長先生に整復者が変わり、ゆっくりと整復が始まりました。

少しすると脱臼が入りひとまず安心しましたが、骨折とは違い肘の脱臼の場合はその後も痛みが続いていました。

脱臼というのは肘の周りの靭帯や軟部組織がすべて破たんされているため、整復後すぐには痛みが引かないものです。

後で伊藤先生に話を聞くと、やはりかなり緊張したとのことでした。教科書では勉強はするものの実際に経験しないと、大変さがわからないと言っていた言葉に共感を覚えました。

経験を積むことがすべてにつながるとおもいますので、今後も勉強をしていきます。

接骨院の卵より