ホーム>山田接骨院ブログ>2016年9月

2016年9月

腓骨の疲労骨折

バスケットボール部の高校生の症例です。

練習をしていると足首の上の方に痛みを感じ、何とか練習ができるものの、練習が終わると非常に痛みが強くなるとの訴えでした。

患部を確認すると、腓骨という骨に膨隆があり、疲労骨折の疑いが非常に強くなりました。

学校の先生も脛骨の疲労骨折はあるが、腓骨の疲労骨折はないから、練習を休ませてもらえなかったということです。

疲労骨折はあまり知られていませんが、どこの骨にも起こる可能性があるんですよ。

運動量が多くなり、使用している部位に痛みを感じるようであれば、疲労骨折を考えなければなりません。

疲労骨折の特徴の一つが、痛くなり始めてすぐに病院でレントゲンを撮っても、骨折が判断できないという特徴があるということです。

指導者の先生方にも、しっかりとそれをわかっていただければと思います。

運動をしていて痛みがある時には、しっかりと診察をしておりますので、受診していただければと思います。

膝十字靭帯損傷

本日、十字靭帯損傷の患者様が来院されました。

テニスプレー中に足を捻って転倒したそうです。その後、近隣の接骨院で捻挫の診断で電気治療をしていたそうです。

全く治らない為、整形外科を受診レントゲンとMRI検査を受けましたが、はっきりとした診断は受けず、半月板に炎症を起こしているかもしれないと言われたそうです。

治療を続けていましたが、思うようにプレーが出来ず困って来院されました。

診察すると膝の十字靭帯が切れているのと、関節内水腫の症状がありました。

靭帯損傷の診断は非常に難しく、レントゲン検査やMRI検査を行っても判断するのが困難な症例が多いのが現状であります。

レントゲンやMRIなどにおいて判断がつかないものでも、徒手検査を駆使すれば診断可能なことが多くあります。

私は、膝専門病院にて何百もの靭帯損傷の症例を診察治療をし、手術後のリハビリをしてまいりました。

靭帯損傷は一時的には非常に痛みを伴いますが、その後今回の症例にもあるように、テニスが出来てしまう事が多いため、良くなったと判断することが多いようであります。そのため、確定診断が遅れることが多くあります。

膝を怪我をして一時的に非常に痛かった経験のある方、現在なっておられ方、今後そのような症状を起こした場合には、膝専門外来のある山田接骨院の診察をお受けいただければと思います。

1日も早く確定診断を行うことが、皆様にとって一番良いことだと思います。

皆さん早く知っていればと異口同音で申しております。

 

 

急性腰椎症 ぎっくり腰

先日、顔を洗う際ギックとして動けなくなって腰が90°曲がった患者様が来院されました。

直に痛みの確認をし治療に入りました。

30分ほど治療を行い、帰りにはかなり良くなっておりましたが、まだ完全には腰が伸びていません。

その日にもう一度来院され治療を行い、翌日は日曜日ですが治療を行いました。

3日で何とか仕事に行く事が出来ました。

急性腰痛症は非常に大変であります。当院では寝る事の出来ない患者様には、立った状態で電気を掛け治療を行います。

ぎっくり腰になったことのある方はわかると思いますが、寝たり、座ったりすることも出来ず、何とかつかまって立っている事の方が楽な場合が多くありますので、立って治療を行っております。

お困りの方すぐに来院をしてください。早く治療すれば早く良くなりますよ。

 

 

舟状骨骨折 11週目で仮骨確認

車の荷台から落ちて手の舟状骨骨折を起こされた患者様ですが、11週目でやっと仮骨を確認できました。

舟状骨骨折は先日も来院されましたが、偽関節というものになり易いため、非常に心配しておりました。

偽関節:骨折を起こし骨折部の骨癒合が起こらず、偽りの関節として残ってしまう、後遺症。

高濃度酸素療法と骨超音波で治ったのだと思いますが、やはり固定の大切さがあります。

初診では骨折の疑いであったものが、3週目で骨折がわかり始め、7週目で完全に折れてしまうという症例のため。

初診でしっかりと固定をしたため、良い方向に行ったのだと思います。

もう少し固定をしますが、その間に動きをよくしていきたいと思います。

頑張って治していきます。

肘の骨折(橈骨の上端部)

スケートボード練習中、手のひらを着いて転倒された患者が来院されました。

肘の部分が少しだけ腫れていて、肘がうまく伸びないくらいの症状でした。

診察をすると橈骨という骨の近位端部の限局性圧痛がありました。

レントゲンを確認すると橈骨頸部骨折でした。

成人には橈骨頭部骨折が多いのですが、頸部骨折の為前腕の動きがあまり障害を受けておりませんでした。

遠方からの通院の為週に一度の通院となりますので、固定後のリハビリに長期を要す可能性のある骨折です。

 

 

手の舟状骨骨折

今年の春スノボーにて手を着き、手首の痛みが強く整形外科にてレントゲンを撮って捻挫の診断にて、治療をしていましたが、なかなか痛みが取れなかった為、先生に相談をしていましたが、そのうちに良くなるからと言われたそうです。

その後手を着くのが辛く、半年たってもいたみ取れない為当院に来院されました。

診察で直に舟状骨骨折の話をして、提携している整形外科にてレントゲン検査をしました。

やはり骨折を起こしており転位が大きく、6か月以上経過しているため、手術療法を選択しました。

舟状骨骨折のレントゲン診断は非常に難しく困難を極めますので、触診が最も大切になります。

徒手検査により判断するため、骨折が確認できても出来なくても、症状が悪ければ固定を行います。

約3週間後にレントゲンを確認して、固定を考えるのが大切であります。

舟状骨は非常に小さく奥にあるため、レントゲンのとり方ひとつで骨折を確認できたりしますので、しっかりとした肢位でレントゲンを撮らないと映りません。

骨折を専門とする山田接骨院で診察を受けることをお勧めいたします。

今回のケースも初めに正しい処置をすれば、手術に至らずに済んだと思うと、患者さんが非常にかわいそうであり、診断治療の大切さを改めて感じました。

頸の痛み注意

先日首から背中にかけての痛みを訴えて来院された症例です。

総合病院で色々な検査をしましたが、原因がわからず様子を診なさいとのことで、様子を見ていましたが痛みが取れず脳神経外科を受診されたそうです。脳のMRI検査や血液検査も再度行ったそうですが、異常が見られませんでした。

院長の診察で色々な問診をしていました。その後首にエコーをしていました。

しばらくすると院長が甲状腺がおかしいので、甲状腺科の受診の必要性を話していました。

翌日来院して昨日甲状腺科に行ったら、甲状腺に癌が見つかったと言っていました。

甲状腺科の先生が『接骨院でよく見つけてくれましたね』と言ったそうです。

患者さんはがんの診断にショックを受けていましたが、初期だそうで先生にお礼を言っていました。

1週間後患者様が来院し検査結果が出ました。『良性です』ものすごく喜んでおられました。

スタッフ一同大喜びでした。院長と患者様が握手をして涙を流して喜んでおられました。

院長先生は甲状腺異常の患者様を何人も見つけてきたそうです。診察だけでよくわかったと私もビックリしています。

内臓からの痛みがあるとよく聞きますが、本当にあるのだとしり、今回の症例で良い経験をしました。

接骨院の卵より

 

 

アキレス腱断裂③ 静岡県

アキレス腱断裂の経過報告、昨日当院に来院して4週と2日でギプスを外しました。

前回補高装具を作っておきましたので、今日はその靴を履いて帰りました。

補高装具:アキレス腱断裂後に使用する踵の高い靴

アキレス腱の状態は非常によく、わずかな陥凹も見られませんでした。

足首の動きも非常によく歩き方も普通に見えました。

『6週間で普通の生活に戻れてよかったね、遠かったけど浜松まで来てよかった』と奥さんが言っていたのが印象的でした。

重傷なアキレス腱断裂ですが、患者様にとって苦痛の少ない形に少しずつ変えて行き、良いものを作っていきたいと思います。

 

 

指の骨折 浜松市接骨院

病院で4週間の固定を説明を受け当院に転医された患者様ですが。

4週間で治癒となりました。2週間ほどでスポーツ復帰が出来て、とても喜んでおりました

4週間の固定を行うと、その後のリハビリでは6週間ほどかかります。

そう思うとかなりの期間短縮です。

その治療を左右したのは、固定法と酸素療法・骨超音波ではないかと考えます。

固定範囲を出来るだけ小さくして、固定力を増す固定を行うことが最善の方法と考えます。

固定をした状態でもバスケットボールが出来る固定です。

高校生にとって1日の違いは大きなものですが、何週間も違いますので大変喜んでおられました。

遠くから来院されて大変でしたが、良かった言っていました。

この高校生の妹さんは1年前、両手の両方の骨4本骨折をした患者様です。

妹さんはその前にも右手を折っており、浜松の総合病院で4か月間練習が出来なかったそうですが、4本の骨を骨折して当院にこられ、4週間でバスケに復帰した経緯があるため、何とかしてほしいと言って来院されました。

今回のケースも、かなり早く良くなりみんなで喜んでいます。

本当に良かったです。

接骨院の卵より

 

 

 

 

アキレス腱断裂② 静岡県浜松市

先月、アキレス腱断裂後11日目で再整復をした症例ですが、3週間が過ぎ来院されました。

傷みもなく日常生活にも問題なく生活が出来ているとのことでした。

ギプスを切り、超音波浴(超音波が流れていて泡の刺激の出るお風呂)を掛け、状態の確認となりました。

院長が患部の確認をすると非常にきれいに治っていますよと言って、奥様にも確認をしていただいていました。

整復前はかなりの陥凹(へこみ)がありましたが、全くと言っていいほど、わかりませんでした。

院長がスタッフみんなに状態の確認をさせてくれました。

触ってみるとしっかりとアキレス腱を感じました。びっくりです。ほんとぴったりです。

患者様奥様の笑顔にまた会えました。本当にうれしいです。

時間が経過した症例でしたので、こんなにうまくいくとは思っていなかったので、うれしさが倍増しました。

アキレス腱が切れると重症というイメージがありましたが、山田接骨院で研修をして考え方が変わりました。

治療法によってこんなにも経過・結果に違いがあるのだということを知りました。

この魔法のような治療法を皆様に伝えたいと思います。

接骨院の卵

 

 

まずはお気軽にお電話ください山田接骨院,お電話にてご予約承ります053-447-4970予約優先制

受付時間 日・祝

17:00~19:00

× ×
14:00~17:00            

 

デイサービスYAMADAの診療時間

診療時間 日・祝
9:00~12:15
13:30~16:45

受け入れ可能人数はお電話ください。