山田接骨院ブログ
疲労骨折 足の指
先日陸上部の中学生が走ると足が痛いと訴えて来院しました。
診察をすると第2中足骨という足の甲のあたりの骨に限局性の圧痛と腫れがありました。
骨エコーで確認すると、骨膜の異常を認め疲労骨折の診断をしました。
中体連が来月あるとのことで本人はとても心配しており、どうしても練習をしたいようでしたが、安静の大切さを説明し、松葉杖にて体重を免荷し、骨超音波+酸素療法を加え治療を行っております。
厳しい練習をしますと体にはかなりの負担がかかります、痛い痛いと言いながら我慢をして練習をしていると、疲労骨折という状態に陥りますので、その前に練習量を減らしたり、治療を行うことが大切となります。
疲労骨折は、はじめのうちは日常生活には痛みが無いため、疲労痛と間違えてしまう事が多いようですが、痛みの部位をしっかりしていただ把握ことにより診断できますので、いつもと違う痛みだなと思ったら、受診してみてください。
疲労骨折にまで症状が悪化してしまうと、かなりの間練習が出来なくなりますので、その前に対処しましょう。
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