山田接骨院ブログ
手の舟状骨骨折の難しさ
手の舟状骨の診断は非常に難しく難渋する症例になります。
原因は、転倒して手を着くという簡単なもんですが、手首のあたりになんとなく痛みが出ることが多く、腫れも少ないため、骨折じゃないや!捻挫かな?と、思われる方が多いように感じます。
病院に行ってレントゲンととっても大丈夫で、捻挫ですねといわれることが多く、毎週のようにレントゲンを撮っても骨折を発見することが出来なく、4週目でレントゲン上にわかることもあるほどです。
分かった時には遅く、手術になった症例も多く経験しております。
初診で臨床的骨折と判断して、固定を行うことが大切となります。
昨日この大変な症例の小学生が来院されました。
提携している整形外科の先生と相談をして、骨折の疑いでギプス固定をすることにしました。
良い結果につながると思います。
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