山田接骨院ブログ
お皿の(膝蓋骨)骨折 術後のリハビリ
8月5日テニスをしていて転倒し右膝の膝蓋骨骨折を起こし手術を受けてリハビリに来られた患者様ごおられます。
総合病院でリハビリをしていたそうですが、当院に来院時(10月3日)の角度は、屈曲80°自分で足を持ち上げる事すらできませんでした。
本人もかなり不安な状態でした。
今まではかなりの痛みを伴ったリハビリ治療をしていたそうですが、あまり角度にはつながりませんでした。
四頭筋の筋力低下もひどく、回復するまでにはかなりの時間を必要としそうです。
気合を入れて治療をしていきます。
当院の1回のリハビリ治療でだけで、105°まで回復しました。25°分膝が曲がりました。
勿論ウソではありません。それも痛みはほとんど与えません。
患者さんも今までのリハビリは何だったのかとビックリなされておりました。
私の先生は、リハビリの神と言われる、荻島秀男先生です。
荻島先生は、世界的権威の先生であり、荻島先生の元で5年間研修を受け、多くの患者様のリハビリをしてまいりました。
その後多くの症例を経験し、現在のリハビリの方法を手に入れました。
今日で2週間ですので、角度計測をおこないますので、また報告させていただきます。
秋祭り BBQ
7日(土)8日(日)天候にも恵まれ秋祭りが開催されました。
8日は当院の前で、手踊りと大太鼓の披露が盛大に行われました。
子供から大人まで元気な笑顔が見られました。
当院では恒例のスタッフによるBBQを行っており、患者さんも大勢参加してくださいました。
地域に根付いた接骨院を見差し頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
マレットフィンガー
昨日床掃除をしていて床で指をぶつけたそうです。
指を見てびっくりしたそうです、何と指先の関節がカクっと曲がっていたそうです、ビックリして直に整形外科に行ったそうです。
レントゲンを撮って骨折はなく、腱が切れていると言われ、手術をしてもうまく治らない可能性が高い説明を受けたそうです。
不安になり、当院に来院されました。
マレットフィンガー:指の先端が曲がって自分の力では伸ばす事が出来ず、一生治らないケガです。
野球でなることが多く、ベースボールフィンガーとも呼ばれていて、Ⅰ型.Ⅱ型.Ⅲ型に分類され、
今回の症例は治りが悪いⅠ型でした。
直に元に戻す手技を行い、固定を行いました。
完全に治すことは手術をしても難しい症例ですが、保存的(手術なし)に治していきたいと思います。
また経過報告させていただきます。
エクシブ浜名湖で1泊歓迎会
先日、エクシブ浜名湖というホテルで、1泊で増田先生の歓迎会を行いました。
増田先生は、私が教鞭をとっている静岡医療学園の卒業生で主席の生徒であります。
非常にやる気があり、山田接骨院の門をたたき私の勧めで、東京にある高島平2丁目整形に5年間研修を修了し、はれて山田接骨院のスタッフとなりました。
高島平整形は私の研修先でもあり、非常に有名な病院であります。大勢の教授の先生がおられ日本一と言っても過言ではありません。
その病院を卒業された増田先生は非常にまじめで勉強ができ、安心できる存在です。
4月に入社しましたが、不幸にも入社前日交通事故になり歓迎会が遅くなってしまいました。
私が学校に行っている木曜日の午後の時間帯も、多くの症例を経験しておりますので、安心して治療に来ていただければと思います。
大腿部肉離れによる骨化性筋炎
先日サッカー部の高校生が大腿部の肉離れ後、痛みを押して練習を続け患部の状態を悪化させた症例を診ました。
患部を確認すると大腿部の張り感が強く、周径も左右差あり、膝の屈曲角度も80°と膝が曲がらない状態であり、自分で足を持ち上げることも出来ませんでした。患部に大きな『シコリ』が触診でき痛みを伴っておりました。直にエコー検査を行いかなり大きな出血と出血の中に骨のような状態を確認できました。これは非常に危険な状態で、筋肉が骨に変わってしまうという非常に怖い『骨化性筋炎』と呼ばれるものになっておりました。
直に運動を中止させ安静を保持し治療に専念しなくてはいけない緊急な状態でした。
本人家族もこれを理解していただき、現在も治療を続けております。治療の甲斐があり患部は少しずつ良い状態になっております。
簡単に思われがちの肉離れですが、治療を間違えると大変な事になり、最悪手術に移行することもありますので、注意が必要となります。
始めが大切であり安静にさえすれば1週間で回復する症例が多くありますが、我慢して運動をしてしまうと長期間治療が必要となってしまいますので、早期に来院されることをお勧めいたします。
以前当院で経験した症例で、肉離れになり整形外科に行って治療をしていた高校生が、だんだん症状がひどくなり、当院に来た時には大きなシコリを伴い、骨化性筋炎になりかけ、半年以上部活が出来なくなった方もおられます。
本当に怖いものですので気を付けていただければと思います。
悪いことは続くもので1週間で、骨化性筋炎になりかけた高校生が4人もおりました。サッカー部2人・バスケット部1人・アメフト部1人です。
上腕骨外側上顆骨折
昨日、体育で手を着いて転倒した患者様が来院されました。
肘の動きが悪く、可動域制限が見られました。
可動域制限とは:関節の本来動く事の出来る動きの範囲が制限され、動きが悪くなった状態。
上腕骨外側上顆に限局性の圧痛があり、腫脹もあり関節内血腫が診られたため、整形外科にレントゲン検査に行っていただきました。
レントゲン検査で骨折を確認し、ファットパッドサインもありました。
ファットパッドサインとは:骨折の際発生する骨からの出血に伴う、骨折の有無を確認するための特殊検査。
直にギプスを行い、明日から骨折の治療に入ります。
この上腕骨外側上顆骨折は非常に難しく予後に障害を残す可能性が有るため、しっかりと経過を見て行かなくてはなりません。
今回の骨折はⅠ型の骨折であり、しっかりと固定をしていくことが大切となります。
AthleteGymYAMADA BBQ大会
先日AthleteGymYAMADAで日頃トレーニングをしている学生たちの親睦を兼ねてのBBQ大会を開催しました。
日頃あまりトレーニングの出来ないトランポリンのトレーニングをしました。
さすが高校生少し練習をして跳び方をマスターし、バック宙や前宙まで出来るようになっていました。
お肉などを焼きながら、いつもと違う顔が垣間見れました。
日頃厳しいトレーニングを行っているので、ほんの少しの安らぎの時間です。
最後に皆で花火を行い楽しそうな笑顔が見れました。
今週からまた厳しいトレーニングを行い、全国大会を目指して頑張っていきたいと思います。
手首の骨折 長母指伸筋腱断裂
先日来院された手首の骨折の患者様ですが、3週目でギプス固定をカットした際、親指の動きに異常が見られました。
2・3日経過を確認しておりましたがやはり動きが悪く、長母指伸筋腱という親指を反らす筋肉の腱が切れておりました。
橈骨遠位端部骨折の後遺症として教科書に出ておりますが、当院でも今回確認がされました。
長母指伸筋腱断裂は教科書にも出てきますが、実際には高齢者の手首の骨折の1%と言われている、非常に稀な合併症です。
私も何百という骨折を治してまいりましたが、2例目です。
日常生活に支障を残しにくいため、他の筋の筋力強化を行っていきたいと思います。
右膝前十字靭帯損傷 サッカー
先日サッカーの試合中に空中でボールを受け着地の際に膝を捻った患者様が来院されました。
診察をすると膝の前十字靭帯の損傷が見られました。
私自身研修先で多くの膝の損傷を診てまいりました。
研修先には膝の権威の先生がおられましたので多くの勉強を教えていただき、年間150人程度の膝の手術後のリハビリをしてまいりました。
勿論術前に膝の診察もしてまいりました。
本当にその経験が役立っており、研修先の経験がなかったならば、おそらく今回のケガも判断できなかったのだと思います。
膝の靭帯損傷の診察はとても難しく、教科書通りに検査を行っても殆ど分からないものです。
当院では病院で捻挫ですねと言われその後来院される患者様の中には、靭帯損傷の患者様がおられます。
膝を専門にしている病院はあまりありませんので、少しおかしいなと思いましたら、是非一度診察に来ていただければと思います。
前腕骨幹部骨折 3週間で治癒 経過報告
中体連を目前に手の骨を骨折し根性で中体連にも出場したバスケット選手ですが、3週間で奇跡の治癒という形になりました。
昨日来院され、骨超音波エコーで患部を確認すると、大変綺麗に仮骨が出ていました。
仮骨とは:骨折の骨癒合を判断する目安となる、骨と骨をつなぐ新しい骨の事です。
痛みもなく動きもよく驚く事に本日治癒となりました。
医学的には考えにくいのですが、尺骨骨幹部骨折がこんなに早く治りました。
奇跡は起こるのですね。本当にビックリです。
後は勉強ですね、頑張ってください。
今回の根性を見せてください。お大事に。
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